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館長の談話室

談話室(14)

“猛暑”お見舞い申し上げます。
ですが・・暑い暑いと言ってばかりはもったいない!
子どもたちにとって「夏休み」は、豊かな体験の宝庫です。

いつもの学校生活から少し距離を置いて、大人たちと一緒に、町中に出かけてみたり、山や海に行ってみたり、自分の時間を様々なことに使います。子どもたちだけで、普段はいけなかった少し遠出をしてみたり、野原や里山をあるきまわったりもしてみます。

知らない大人と会うことも、知らない場所に行ってドキドキすることも、初めてのことに挑戦することも、すべてが、こどもにとってはたいせつな「体験」となりそれが豊かな情操を育みます。

ある脳科学者が、9歳から12歳は人間の脳にとってのゴールデンエイジであると説いています。人間の一生の中で、最も重要な神経線維のネットワークが増殖するのがこの時期であり、最も柔軟に物事を吸収できるのがこの年齢であるそうです。そして同時に、この年齢に最も必要なのが、体験と睡眠だということです。

まさに9歳から12歳のこどもにとって、たくさんの体験ができて、ゆっくり睡眠がとれる夏休みは、人生の宝箱なのです。

コミネスでは、8月11・12・13日の三日間、「子どものための夏休み」を開催します。

普段は体験できない「タップダンス」に挑戦したり、楽しいコンサートに参加したり、カギガタではマルシェや縁日もあります。“いつもとちがう”体験をして、家族や友達と感想を話してみたり、そしてあとは、ゆっくりと寝て、良い夢を見てください。そして、しっかりと脳の発達をためしてみてください。

外より少しだけ涼しいコミネスの中で、豊かな体験をしてみませんか?