東京都交響楽団コンサート

~白河文化交流館コミネス開館5周年記念~
最高の指揮者、ソリスト、オーケストラによるドヴォルザークの名曲を!
<プログラム>
ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
ドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調 op.88
<聴きどころ>
多くの人に愛されるドヴォルザークの名曲集です。チェロ協奏曲の独奏は、2019年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝の新鋭、佐藤晴真。耳慣れたチェロ協奏曲にフレッシュな息吹をもたらしてくれることでしょう。そして、コンパクトな構成の中にたくさんの魅力的なメロディとエネルギッシュなクライマックスを持つ第8交響曲は、いつ聴いても胸躍る逸品。芸術の秋、小泉和裕の円熟のタクトで、心豊かな一日をお過ごしください。
<出演>
指揮:小泉和裕(Kazuhiro KOIZUMI)

©Rikimaru Hotta
東京藝術大学を経てベルリン芸術大学に学ぶ。1973年カラヤン国際指揮者コンクール第1位。これまでにベルリン・フィル、ウィーン・フィル、バイエルン放送響、ミュンヘン・フィル、フランス放送フィル、ロイヤル・フィル、シカゴ響、ボストン響、モントリオール響などへ客演。新日本フィル音楽監督、ウィニペグ響音楽監督、都響指揮者/首席指揮者/首席客演指揮者/レジデント・コンダクター、九響首席指揮者、日本センチュリー響首席客演指揮者/首席指揮者/音楽監督、仙台フィル首席客演指揮者などを歴任。現在、都響終身名誉指揮者、九響音楽監督、名古屋フィル音楽監督、神奈川フィル特別客演指揮者を務めている。
チェロ:佐藤晴真(Haruma SATO)
©ヒダキトモコ
2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集めた。18年には、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールにおいて第1位および特別賞を受賞している。第83回日本音楽コンクール チェロ部門第1位および徳永賞・黒柳賞など多数の受賞歴を誇る。すでにバイエルン放送響はじめ国内外の主要オーケストラと共演を重ねており、室内楽にも積極的に活動している。18年8月には、ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。19年12月には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。20年秋、名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムとなる『The Senses ~ブラームス作品集~』をリリース。15年ヤマハ音楽振興財団奨学生。16年度東京藝術大学宗次特待奨学生。第30回出光音楽賞受賞。現在、ベルリン芸術大学にてJ=P.マインツ氏に師事している。使用楽器は宗次コレクションより貸与されたE.ロッカ1903年。
管弦楽:東京都交響楽団
