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新しいFUKUSHIMAの声 ~The New Voice from FUKUSHIMA~2023

開催日:2023年1月9日
音楽 コミネス主催 託児サービス利用可

白河のコミネスから全国、世界に新鮮な音楽の風を吹き込む「あたらしいFUKUSHIMA」シリーズの第3作は、当初「福島3大テノール再び~」として公演を予定しておりましたが、菅野敦さんの休養に伴い、「2テノール+1ソプラノ」の編成でお届けします。白河出身の伊藤巧真氏への委嘱新作にもご注目ください。

開催日時
2023年1月9日(月・祝)14:00開演(13:15開場)
会場
大ホール
料金
全席指定
一般 3,000円(友の会 2,500円)
高校生以下 1,000円
※友の会価格での購入は1人につき2枚まで。
※未就学児のお子様はご入場できません。
お得な情報
サービス情報

託児サービスあり(要予約)

障がい者割引についてはお問合せください。

車椅子席についてはお問合せください。

チケット発売日
2022年11月2日(水)10:00
※電話予約は、11月3日(木)10:00から受付。
チケット取扱い
コミネス チケット窓口 コミネス オンライン予約システム みどり書房白河店、うすいプレイガイド(郡山市)、TSUTAYA黒磯店(那須塩原市)
お問合せ
白河文化交流館コミネス
TEL:0248-23-5300
E-mail:shirakawa@cominess.jp
備考
【主催】白河文化交流館コミネス(指定管理者NPO法人カルチャーネットワーク)
【後援】白河市、西郷村、白河市教育委員会、白河商工会議所、福島民報社、福島民友新聞社、福島テレビ、福島中央テレビ、福島放送、テレビユー福島、ラジオ福島、ふくしまFM

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新しいFUKUSHIMAの声 ~The New Voice from FUKUSHIMA~2023

  新しい福島の声チラシ(PDF5.1MB)

新しいFUKUSHIMAの声 ~The New Voice from FUKUSHIMA~2023

次代を担う福島県出身アーティストの共演

当初「福島3大テノール再び~」として公演を予定しておりましたが、菅野敦さんの休養に伴い、ソプラノの田崎尚美さんに友情出演をお願いしました。田崎さんも福島県のご出身、二期会では菅野さんとコンビを組む機会が多く、プライベートでも親友の関係にあります。「私でよければ、菅野君のピンチヒッターに駆け付けます」と急な代役をご快諾、ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」から大詰めの「イゾルデ愛の死」などを熱唱してくださいます。

2019年8月1日、福島県から全国、世界に新鮮な音楽の風を吹き込む「あたらしいFUKUSHIMA」シリーズの第2作として生まれた「福島3大テノール」は大好評を博し、今回、大ホール公演に出世?します。同じテノールでも声の色彩や重量が全く異なり、それぞれが得意とするオペラのアリアや歌曲、福島県の作曲家である古関裕而、湯浅譲二の名作、白河出身の伊藤巧真への委嘱新作を個性豊かに歌い上げました。

今回は「2テノール+1ソプラノ」の編成でお届けしますが、オペラ指揮者としても不動の評価を確立した佐藤正浩の監修とピアノにより、さらなる盛り上がりをご期待ください。

公演プロデューサー 池田卓夫(音楽ジャーナリスト@いけたく本舗)

プログラム

第1部 イタリアとドイツのオペラ・アリア名曲集

●F.レハール作曲 オペレッタ『微笑みの国』より「君こそ我が心のすべて」

●W.A.モーツァルト作曲 オペラ『皇帝ティートの慈悲』より 「もし王権を得るために」

●G.ドニゼッティ作曲 オペラ『愛の妙薬』より 「人知れぬ涙」

●G.ロッシーニ作曲 オペラ『チェネレントラ(シンデレラ)』より 「彼女を見つけ出すと誓う」

●R.ワーグナー作曲 楽劇『トリスタンとイゾルデ』より 「愛の死」

第2部 パートⅠ 白河市出身の作曲家・伊藤巧真とコミネス混声合唱団による新作初演

●「崖上の花」(合唱版)

●「白のヴォカリーズ」(初演作品)

指揮:伊藤巧真

出演:白河市コミネス混声合唱団

    パートⅡ 福島の大作曲家 古関裕而と湯浅譲二

●古関裕而作曲 「フランチェスカの鐘」「鐘の鳴る丘」「長崎の鐘」

●湯浅譲二作曲 「走れ超特急」「インディアンがとおる」

出演者プロフィール

伊藤達人(テノール)

会津若松市出身、東京藝術大学卒業、同大学院および新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁在外研修員としてドイツ・ベルリンにて研鑽を積む。
これまでに二期会『アリアドネ』ブリゲッラ、日生劇場『魔笛』武士Ⅰ、『ヘンゼルとグレーテル』魔女、新国立劇場『夜鳴き鶯』漁師、『マイスタージンガー』ダーフィットで出演。2022年1月オーケストラ・アンサンブル金沢オペラ『禅』鈴木大拙役、さらに7月二期会『パルジファル』でタイトルロールを務めた。二期会会員。

小堀勇介(テノール)

郡山市出身。国立音楽大学演奏学科声楽専攻卒業。同大学院音楽研究科声楽専修オペラコース修了。
文化庁新進芸術家海外研修制度にて1年間イタリアのボローニャへ進学。イタリアのペーザロにてアカデミア・ロッシニアーナ2016、カナダのルーネンバーグにてロッシーニ・オペラ・アカデミー2016へ参加し、指揮のアルベルト・ゼッダ氏のもとで研鑽を積む。これまでに声楽を福井敬、セルジョ・ベルトッキの各氏に師事。

田崎尚美(ソプラノ)

会津若松市出身、東京藝術大学卒業、同大学院修了。日生劇場『ルサルカ』、東京二期会『サロメ』、『タンホイザー』等に主演する他、新国立劇場『さまよえるオランダ人』ゼンタ、びわ湖ホール『ワルキューレ』ジークリンデ、びわ湖ホールおよび東京二期会『パルジファル』クンドリを好演。
2023年2月東京二期会『トゥーランドット』タイトルロールに出演予定。二期会会員。

佐藤正浩(ピアノ・音楽監督)

会津若松市出身、東京藝術大学声楽科を卒業、ジュリアード音楽院でピアノ伴奏科修士号を取得。サンフランシスコ歌劇場、リヨン国立歌劇場、パリ・シャトレ劇場の専属コレペティトールとして活躍後、英国ダーティントン・フェスティバルにおいて指揮者デビュー、オペラを中心に国内外で活躍する。特にフランスオペラの分野においては定評があり、「ドン・カルロス」のパリ版日本初演や、ビゼー「ジャミレ」日本初演、劇音楽「アルルの女」全曲版(共にCD発売中)を取り上げるなど、画期的な演目に取り組み注目を集める。武蔵野音楽大学特任准教授、東京藝術大学非常勤講師、ザ・オペラ・バンド、神戸市混声合唱団音楽監督、慶應ワグネル・ソサィエティー常任指揮者。

伊藤巧真(作曲)

白河市出身。福島大学大学院人間発達文化研究所修了並びに学長賞受賞。作曲を嶋津武仁氏に師事。
第30回現音作曲新人賞並びに聴衆賞、第17回東京国際室内楽作曲コンクール最高位、第14回千葉市芸術文化新人賞、第90回日本音楽コンクール作曲部門第2位、第11回JFC作曲賞入選。現在、千葉県立幕張総合高等学校教諭。

池田卓夫(ナビゲーター・解説)

早稲田大学政治経済学部を卒業した1981年、日本経済新聞社入社。フランクフルト支局長時代、「ベルリンの壁」崩壊や旧東西ドイツ統一を報道。帰国後は文化部編集委員を長く務めた。
2018年以降「音楽ジャーナリスト@いけたく本舗」の登録商標でフリーランス。執筆の他にプロデュース、解説MC&通訳、コンクール審査などを手がける。東京都台東区芸術文化支援制度、アクロス福岡シンフォニーホールなど地域文化関係のアドバイザーも歴任。
公式ホームページ https://www.iketakuhonpo.com/