ロマンティックな歌たち~大正ロマンからロマンティック・オペラの名曲まで~

プログラム
~ 大正ロマン ~
「この道」(作詞 北原白秋 作曲 山田耕筰)
「宵待草」(作詞 竹久夢二 作曲 多 忠亮)
「ゴンドラの唄」(作詞 吉井 勇 作曲 中山晋平)
~ 歌 曲 ~
シューベルト 「鱒」
サティ 「ジュ・トゥ・ヴ」
~ ロマン派オペラ ~
プッチーニ ジャンニ・スキッキより「私のお父さん」
ヴェルディ リゴレットより「女心の歌」
ドニゼッティ 愛の妙薬より「ラララの二重唱」
プッチーニ トスカより「歌に生き恋に生き」
プッチーニ トゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」 ほか
※曲目は変更になる場合がございます。
出演
鷲尾麻衣(ソプラノ)

東京藝術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家研修員及びローム特別研究生として、イタリア・ニューヨーク・ロンドンで研鑽を積む。ハンターカレッジ『安寿と厨子王』ではニューヨークタイムズ紙に絶賛された他、カーネギーホール・オーケストラコンサートソリストに抜擢される。セントアンドリュース国際コンクール優勝、東京音楽コンクール第2位等国内外での入賞多数。国内では新国立劇場『ドン・ジョヴァンニ』『魔笛』、小澤征爾音楽塾『こうもり』、東京フィル定期バッティストーニ指揮・オペラ『イリス』等に出演のほか、池辺晋一郎作曲『秩父晩鐘』、新実徳英作曲『横笛の恋』など現代の作曲家作品にも出演している。また佐渡裕指揮『サントリー1万人の第九』ソプラノソロ、テレビ朝日『題名のない音楽会』など多方面で活躍。オクタヴィアレコードよりファーストアルバム『MAI WORLD』をリリース。日本大学芸術学部非常勤講師、平成音楽大学講師。二期会会員。
工藤和真(テノール)

岩手県出身。東京藝術大学卒業。同大学院修了。声楽を小原一穂、佐々木朋也、市原多朗、エリザベス・ノルベルグ・シュルツの各氏に師事。市川市文化振興財団主催第28回新人演奏家コンクール優秀賞。第33回練馬区新人演奏会オーディションにて最優秀賞を獲得。第1回かわさき新人声楽コンクール第1位。第84回日本音楽コンクール声楽部門第2位。第53回日伊声楽コンコルソ第1位、及び歌曲賞(岡部多喜子・嶺貞子賞)を受賞。第17回東京音楽コンクール声楽部門第2位(最高位)、及び聴衆賞を受賞。オペラではマスカーニ作曲《カヴァレリア・ルスティカーナ》トゥリッドゥでデビューを果たした。これまでに《椿姫》アルフレード、《トスカ》カヴァラドッシ、《魔笛》タミーノ、《トゥーランドット》ポン、《フィガロの結婚》ドン・バジリオなどで出演。テレビ番組への出演やポピュラー曲のカヴァーライブを行うなどクラシック以外にも幅広いジャンルで活動する。
河野紘子(ピアノ)

桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て同大学研究科を修了。高校卒業演奏会、大学ピアノ卒業演奏会に出演。これまでに桐朋学園大学声楽科嘱託演奏員、二期会研修所ピアニストとして勤務。アンサンブルに定評があり、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などの音楽祭に出演。水戸芸術館主催「池辺晋一郎の肖像」での演奏は、池辺晋一郎 室内楽作品集Ⅲ「さんごじゅの花」に収録されている。その他、ソプラノ歌手小林沙羅氏のアルバムや数々の合唱団との収録など、CD 録音にも多数参加。歌曲とピアノソロを交えたセルフ・プロデュースコンサート「詩が音をまとう時」や、ジャンルを超えたクリエイターたちと共に映像作品を製作するなど、企画力も高く評価されている。またドラマ・映画「のだめカンタービレ」の主人公(上野樹里)の手・音の吹き替え、現場での指導を担当するなど多方面で活動の幅を広げている。
ナビゲーター:浦久俊彦(文筆家 文化芸術プロデューサー)
