パッション!ガリアーノ
「リシャール・ガリアーノ ジャパンツアー2021」開催延期に関するお知らせ

「私が新しいタンゴを創ったように、君も新しいミュゼットを創るんだ」byピアソラ
2021年はアルゼンチンの偉大な音楽家、アストル・ピアソラが生まれてちょうど100年目の年。ジャズやクラシックの要素を取り入れて、タンゴ革命をもたらせたピアソラにより、唯一彼の後継者と認められたアコーディオン奏者が、リシャール・ガリアーノです。ピアソラとの運命的な出会いがきっかけとなりジャズ、タンゴ、ラテン、クラシック、そしてフランスの大衆音楽である“ミュゼット”を融合しながら、新しい世界観を創造し続けています。旧知の仲でもあるジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子とのステージにもご期待ください。
出演者
リシャール・ガリアーノ(アコーディオン)
セバスティエン・ギニョー(ギター)
ディエゴ・インベール(ベース)
寺井尚子(特別ゲスト ヴァイオリン)
プログラム
ピアソラ作品 アディオス・ノニーノ、リベルタンゴ、鮫ほか
ガリアーノ・オリジナル
ジャズ・スタンダード
クラシック作品 ドビュッシー、サティ など
<文筆家・文化芸術プロデューサーの浦久俊彦氏とのクロストークがあります>
曲目が変更になる場合があります。
プロフィール
リシャール・ガリアーノ Richard Galliano[アコーディオン]

1950年フランス・カンヌの生まれ。父親のルシアン・ガリアーノからピアノとアコーディオンの手ほどきを受け、父親の師であったクロード・ノエルによってジャズに触れる。ニースの音楽院で対位法、和声、トロンボーンを学ぶ傍ら、CMA世界アコーディオン・コンクールにてバッハ、チャイコフスキー、ガーシュイン、ラヴェルの楽曲を演奏し、1966年から3年連続で優勝、1969年に音楽院を首席で卒業した。1973年より南仏からパリに居を移し、クロード・ヌガロ、バルバラ、シャルル・アズナブール、ジュリエット・グレコ。ジョルjジュ・ムスタキといったシャンソン歌手と共演を重ねる。1983年、アストル・ピアソラによってパリの「コメディ・フランセーズ」で上演された舞台「真夏の夜の夢」(原作:シェイクスピア、演出:ホルヘ・ラヴェリ、音楽:アストル・ピアソラ)にて、バンドネオンのソリストとして抜擢される。それ以来、ピアソラとの親交は1992年の死まで続いた。また、チェット・ベイカー、ロン・カーター、ミシェル・ポルタル、ステファノ・ボラーニ、トゥーツ・シールマン、ウィントン・マルサリス、ゲイリー・バートンなど、多くの偉大なジャズ・ミュージシャンと共演を重ね、世界中の名だたるジャズ・フェスティバルに出演した。発売されたLP、CD、DVDは40タイトル以上、1993年にはフランス・ジャズ・アカデミーよりフランス・ジャズ界のグラミー賞とも言える「ジャンゴ・ランハルト賞」、「年間最優秀ジャズ音楽家賞」を受賞、日本にも数多くのブルーノートへの出演、2回の東京ジャズへの出演、近年はクラシックのコンサート・ホールでの公演も多く、共演者は寺井尚子、COBA、オーケストラ・アンサンブル金沢など多岐に渡る。
寺井尚子 Naoko Terai [ヴァイオリン]
