トップ公演情報第10回ハイスクール劇王~高校生短編演劇競技大会~

第10回ハイスクール劇王~高校生短編演劇競技大会~

開催日:2025年3月23日(日)
演劇 コミネス主催 託児サービス利用可

白河発の高校演劇の祭典が今年もコミネスで開催!高校生ならではの創造性あふれる演劇をお楽しみください。審査員と観客の投票によって「劇王」が選ばれます!
優秀作は新潟劇王(2025年5月りゅーとぴあ開催)への推薦も!
また、劇作家・佃典彦氏の戯曲講座を表彰式後に開催します。

開催日時
2025年3月23日(日)12:15開場/12:45開会/16:45終了予定
会場
小ホール
料金
全席自由 一般・友の会 1,000円(当日1,500円)
     高校生以下  500円(当日 800円)
※未就学児の入場はご遠慮ください。  
お得な情報
サービス情報

託児サービスあり(要予約)

車椅子席についてはお問合せください。

チケット発売日
2025年2月5日(水)10:00
※電話予約は翌日10:00から受付
チケット取扱い
コミネス チケット窓口 コミネス オンライン予約システム 電話予約 TEL:0248-23-5300
お問合せ
白河文化交流館コミネス
TEL:0248-23-5300
E-mail:shirakawa@cominess.jp
備考
【主催】白河文化交流館コミネス(指定管理者NPO法人カルチャーネットワーク)、ハイスクール劇王実行委員会
【後援】白河市、白河市教育委員会、(公財)白河観光物産協会、福島民報社、福島民友新聞社、福島テレビ、福島中央テレビ、福島放送、テレビユー福島、ラジオ福島、ふくしまFM、(一社)日本演出者協会、(一社)日本劇作家協会、福島県高等学校演劇連盟
【協力】しらかわ演劇塾、劇団ユニット・ラビッツ、シア・トリエ

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第10回ハイスクール劇王

 
前回大会劇王 白河高校『隕石と唐揚げ』(小野寛和 作)
第9回ハイスクール劇王~高校生短編演劇競技大会~

   
第10回ハイスクール劇王チラシ

ハイスクール劇王とは

日本劇作家協会東海支部発祥で各地区に派生し、「天下統一」と題した全国大会やアジア大会まで発展した短編演劇大会「劇王」の高校生版。高校生による主体的な創造活動の発展を理念に、劇作・演出・役者・舞台技術の全てを高校生が担うというルールで、福島県白河市では2014年から開催されている。審査員と観客の投票によって選ばれる「劇王」には白河市の伝統工芸品である「白河だるま」を、巨大な劇王だるまとして贈られ、最も優れた高校生劇作家には「高校短編戯曲賞」が与えられる。2023年から俳優賞を新設。

ハイスクール劇王のルール

一、上演時間20分以内のオリジナル作品
一、出演者3名以内(黒子含む)
一、照明と音響は参加団体で操作 ※照明は統一プラン
一、3分以内で操作できる置き道具、持ち道具のみ使用可

参加者募集(終了しました)

第10回ハイスクール劇王 高校生短編演劇競技大会【出場高校生募集】

戯曲審査

全国から19作品を応募いただき、戯曲審査により大会で上演される5作品を選考しました。

【一次審査】(10本を選出)

ハイスクール劇王実行委員

【二次審査】(5本を選出)

佃典彦(劇作家、演出家、俳優/劇団B級遊撃隊)
鹿目由紀(劇作家、演出家/劇団あおきりみかん)

大会プログラム

●開会式

●上演(1作品20分以内)

①『家出の前に』

②『ペルソナ』

③『また明日ここの踏切で』

④『みつめる』

⑤『追想の住処』

●投票・講評

●結果発表・表彰式

●戯曲講座

「ワンシチュエーションで書いてみよう」講師 佃典彦


上演作品

①『家出の前に』作:池田萌衣(岡山学芸館高校:岡山)

お母さーん!今度瀬戸口と、川島と家出するんだけどさー いや、ナンデモナイナンデモナイ!…で、2週間後お母さん家いる?…サトシ君とラブラブデート?はぁ、いい加減お父さんのこと君付けで呼ぶのやめてよ。

②『ペルソナ』作:小山千翔(日比谷高校:東京)

「ペルソナ」とはラテン語で仮面または役柄を意味する。古典劇において役者がかぶる仮面であり、心理学において人間の持つ外的側面である。『この世界はひとつの舞台、男も女も人はみな役者に過ぎぬ』幕がひらく。

③『また明日ここの踏切で』作:田中菜奈(日本体育大学柏高校:千葉)

海の夜空を初めて見た衝撃は、今でも覚えています。唯一わがままになれる場所でした。この思いを教えてくれた人は、もう私の前には居ませんがいつかこの感謝がこの作品を通して届いてくれたらいいなって思います。

④『みつめる』作:熊谷ひかり(福島しあわせ運べるように合唱団:福島県)

「しあわせ運べるように」私達はこの歌を中核として様々な活動を続けてきました。どんな方に会っても、どんな話を聞いても、最後は1つだけでした。「忘れて欲しくない」私達はずっと、伝え続けます。

⑤『追想の住処』作:松田澪(岡山学芸館高校:岡山)

気付いた時にはもう遅かった。私は、大きな犠牲を出してまで、この居場所を得たかったのだろうか。今更後悔だなんて、意味ないって分かってるはずなのに。あの時の事が頭にこびりついて離れない。

観客投票資格について

審査員と観客の投票によって「劇王」が決定します。観客投票は、全ての上演作品を観劇した方のみ投票できます。上演中に入退場された方は、投票権が無くなりますのでご注意ください。

審査員

●佃典彦

劇作家、演出家、俳優。劇団B級遊撃隊主宰。締切をしっかり守ることから「名古屋のミラーマン」の異名を持つ。第3回名古屋市文化振興賞。第4回読売演劇大賞優秀作品賞。第50回岸田國士戯曲賞。

●今村修

演劇評論家。元朝日新聞記者。1993年から2010年まで、東京と大阪の学芸部、文化部などで主に演劇を担当。劇評など執筆。国際演劇評論家協会会員。

●宮田慶子

演出家、劇団青年座所属。2010~2018年新国立劇場演劇芸術監督。2016年より新国立劇場演劇研修所長。2020年より白河文化交流館コミネス館長。